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ちょっと笑えてちょっと感動しちゃう大人の恋愛。ひと味違うBLCDを聞きたいなら!

ドアをノックするのは誰?

ドアをノックするのは誰? (二見シャレード文庫 は 3-6)ストーリー:★★★★☆
エロ度:★★☆☆☆
声優(攻):★★★☆☆
声優(受):★★★★☆

【キャスト】
甲田尚臣:成田剣
最首頼久:平川大輔
富永肇:野島裕史
最首篤志:寺島拓篤
根本晃延:楠大典

【あらすじ】
甲田は大学助教授だが、かなりの遊び人。興味本位で美貌のサラリーマン・頼久に交際を申し込む。しかし思いがけないほどあっさりとOKが出て、トントン拍子に同居生活が始まると、すべてを捧げて尽くしてくれる頼久に甲田はメロメロに。そんなある日、甲田の別れたはずのセックスフレンドが家に乗り込んでくるが頼久は怒らず、その上“浮気のススメ”まで持ち出されてしまう。
三歩下がって、三つ指突いて、女遊びに文句ひとつ言わずに、家を守る―『妻の鑑』のようでありながら、スルリと腕をすり抜けていく頼久に、甲田の心中は複雑で…。「君は天使なのか、悪魔なのか…?」両想いなのに、何かがどんどんズレていく!?ちょっとおかしくて切ない大人の恋物語。

【感想】
折り目正しい受けというか、古風な受けというか。
なんか物すご〜く個性的な作品かもしれません。
高校教師、なんですが。』という作品の受けと微妙に似ているかなー、いや違うか。流されやすいってほどじゃないんですが、感情で物事を決めないところが似ているなと思いました。

あらすじだけ読むと結構普通な話っぽいんですが、
この受け、地味に複雑なんです。
頼久は学生の頃から、早くに亡くした両親に代わって、
双子の妹と弟の面倒を全身全霊をかけて見てきたんですが、
妹も弟もようやく社会人になり、自分の手を離れていったのです。
自分のすべてをかけて守ってきた二人がいなくなり、
頼久はこれから何を大切にして生きていけばいいか不安になるんですね。

なので、攻めの41歳大学教授に対して、
悩殺誘い受け〜な台詞をバンバンはくんですが、
そこに愛はない…みたいな。
結局自分の感情がどうのこうのよりも、
誰かに必要とされていないと気がすまないのです。

そんな受けに振り回されて、攻めはとことん振り回されます。
成田さん演じる攻めが混乱しまくる様がすごーく笑えるし
そしてちょっぴりかわいそうになります。
てか、受けも攻めもいい大人なのにかなり奥手。
そんなじれったさもかなりいいんです〜。

そして、できちゃった後の受けの豹変振りにもかなり笑いました!

あえぎ声本位だったり、話の展開がベタなのに聞き飽きている人にはぜひオススメしたい作品です。

さて、受けの声は平川大輔さん。
私のなかで、リバの帝王はこの人。受けと攻めの雰囲気ががらりと違うところがかなりスゴイと思います。
両方を堪能できる作品といえばやはり『鬼畜眼鏡』以上のものは今のところ無いでしょう!

…まあそれは置いておいて、とにかく私は受け平川は大好きです。
この作品みたいな「知的穏やか系なのにベッドでは淫乱」的な役は、平川氏の十八番ですよね。
ちょっと天然入ってるっぽいところとか、几帳面なところも平川受けっぽいーとか思ってしまいます。
受けが「私」というのがあまり好きじゃないんですけどね。
ちなみに私が好きな平川受けBLCDは『極道はスーツがお好き』『極道はスーツを引き裂く』『蛇淫の血』など…、あげたらキリがないかも。

それから、攻めの甲田を演じた成田剣さんは、珍しく実年齢と激しく近い役柄ということもあるのか、凄く自然に渋いぞ!という感じで、かっこいいです〜。

てか、この受けの几帳面さにはあきれましたね。
受けの妹が家の状況を見て、兄の異変に気がつくのですが、
そのときの台詞がこれ。

「…アイロンをかけていない洗濯物や洗濯物が溜まっていたり、床の隅に埃が溜まっていたり…兄に限ってありえないんです!」

…それが私の普通ですがなにか?



















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